技術
バレル研磨
バレルけんま
概要
ワーク(加工品)と研磨石などのメディアをバレル槽に入れて動かし、互いにこすれ合わせることで、バリ取り・角の丸め・光沢仕上げなどを行う研磨方法。部品全体を均一に仕上げられる。
仕組み
槽内でワークと研磨石(メディア)をこすれ合わせて表面を削る。槽を回転させる回転バレル、振動させる振動バレル、槽を自転させながら公転させる遠心バレルなどがあり、湿式と乾式がある。
特徴
- 用途はバリ除去、スケール除去、R付け、平滑仕上げ、光沢仕上げなど幅広い
- 機械加工品、プレス品、焼結品、ダイカスト品、熱処理品が対象になる
- 遠心バレルは研磨力が高い
メリット
- 部品の角や表面全体を均一に仕上げられる
- バリ取りから鏡面に近い仕上げまで対応できる
デメリット
- 遠心バレルは槽内の動きが速く衝撃も大きいため、研磨石がすり減りやすく、ワークに傷や破損が生じやすい
- 研磨機・研磨材・運転条件の組み合わせが多く、条件決めに試行錯誤が必要とされてきた
主な用途
自動車、電子機器、光学機器、家電などの部品。遠心バレルは自動車部品や電子部品(積層セラミックコンデンサーなど)に使われる。
使用業界
関連課題
対応企業
設備を保有している
関連技術
出典
- 埼玉県 南部地域振興センター 企業紹介「株式会社ダイエイバレル」
- りそな中小企業振興財団 表彰企業紹介「重圧バレル研磨機『マイティ・マイルド』(株式会社チップトン)」表彰事例の紹介記事。発行日は記載なし
- 名古屋市工業技術グランプリ(令和7年度)「バレル研磨シミュレーターを用いた研磨レシピの最適化」主催:名古屋市・名古屋産業振興公社。受賞企業(チップトン)の紹介
関係の出典
- 関連課題:バリ
- 埼玉県 南部地域振興センター 企業紹介「株式会社ダイエイバレル」バレル研磨の主な用途にバリの除去が挙げられている
- 使用業界:自動車
- 埼玉県 南部地域振興センター 企業紹介「株式会社ダイエイバレル」バレル研磨は自動車・電子機器業界をはじめ多くの業界に導入されている
- 関連技術:切削加工
- 埼玉県 南部地域振興センター 企業紹介「株式会社ダイエイバレル」バレル研磨の対象に機械加工品が含まれ、切削で出たバリの除去に使われる
- 対応企業:株式会社ウラノ
- ウラノ 技術と製品バレル研磨機4台を保有
- 対応企業:株式会社由紀精密
- 由紀精密 設備 / 材料 / 処理本社/茅ヶ崎工場の製造設備に遠心バレル研磨機(チップトン)1台
最終確認日: