課題

工程数を減らしたい

生産性

結論

切削加工では、5軸加工機や旋削機能を備えた機械で1回の段取りに加工をまとめる「工程集約」がメーカーから提案されている。加工条件を見直してバリを抑え、バリ取り工程そのものを減らす取り組みもある。

症状

  • 工作物の付け替え(段取り替え)が多く、工程ごとに精度がばらつく
  • 段取りや後工程(バリ取りなど)に時間とコストがかかる

主な原因

  • 3軸機などでは加工面ごとに段取り替えが必要になる
  • 切削で生じたバリを除去する作業が後工程として必要になる

対策

  • 5軸制御マシニングセンタで1回の段取りで多面を加工し、治具の種類と段取り時間を減らす
  • 旋削機能付きの5軸加工機や、旋削とフライス削りを1台で行う複合加工機で工程をまとめる
  • バリの出にくい切削条件を選び、除去作業を減らす。なお振動切削や特殊形状ドリルなどの抑制手段は、後工程での除去よりコストが高く普及していないとの報告がある

関連技術

  • 5軸加工 出典直交する3つの直線軸に2つの回転・旋回軸を加えた5軸を制御して行う切削加工。1回の段取りで複数の面を加工でき、工…

関連設備

  • 5軸マシニングセンタ 出典5軸マシニングセンタは、X・Y・Zの直線3軸に回転・傾斜の2軸を加えたマシニングセンタ。工具やワークを傾けられるた…

出典

  1. オークマ「5軸制御マシニングセンタ・複合加工機 Q&A」メーカー公式サイト・資料・確認日 2026年10月9日
  2. オークマ「5軸制御マシニングセンタ 選ばれている理由」メーカー公式サイト・資料・確認日 2026年10月9日
  3. ヤマザキマザック「5軸加工機 VARIAXIS i」製品情報メーカー公式サイト・資料・確認日 2026年10月9日
  4. 日本工作機械工業会「工作機械の種類と加工方法」業界団体・確認日 2026年10月9日
  5. 栃木県産業技術センター「ドリル加工におけるバリ抑制手法の開発」(令和4年度経常研究)公的研究機関・確認日 2026年10月9日令和4(2022)年度研究の成果紹介。公開日は記載なし
  6. 大阪府立産業技術総合研究所報告 No.28「ドリル出口バリの生成過程とその抑制」公的研究機関・確認日 2026年10月9日2014年報告(2014-08-01受理)

関係の出典

最終確認日: